ペンタックスレンズの歴史と修理の実際
ペンタックスは現在まで四十数年の年月を経て、300スペックを超える交換レンズを市場に 送り出しています。 当初はネジマウントでしたが、その後バヨネットマウント方式になり更にはプロ使用の67そし て645と中伴レンズも投入されラインナップの充実がはかられました。 今では特殊レンズを除きほとんどのレンズがオートフォーカス化されています。 また、マニュアルフォーカスはマニア向け高級レンズとしてのみの生産となっているようです。 さて、交換レンズの修理に於いては昔のネジマウントの時代はどれも設計(機構)が同じよう なタイプが多く一機種の修理技術をマスターすれば他のレンズ修理は技術を応用して修理 可能でした。 最新のレンズは機能の飛躍的な向上と引き換えにその構造は多種多様となり、複雑で一機 種毎にその構造が異なっていると言っても過言ではありません。
当工房のレンズ修理に対する取り組み姿勢と修理実績について
■ このような環境の中において、当工房は昔懐かしいネジマウント(Pマウント)レンズの時代から現在のオートフォーカスレンズまで、
ペンタックスの多くのレンズ修理を目指し研究しています。
■ 特に古くて、メーカーでは修理不能となっているようなレンズを元気によみがえらせ、世に送り出したいと考えています。
■ また当方ではプロのご使用が多い67・645の中判高級レンズをメインとして35ミリ判まで広範囲にわたり修理を行っています。
■ 特に645シリーズにおいてはピント調整、ヘリコイド調整の難しいマクロレンズからフローティングレンズ、そしてFA645で採
用され細心の注意力と繊細さが求められる基板関係の修理まで多くのご要望にお応えしております。
■ 固定ユーザーのレンズメンテナンスを行っております。
■ 故障内容によっては稀に修理ができない場合もございます。